※ これは2007年7月29日当時に投稿した記事です。(その1からの続き)
デイライトを設置する真裏にあたるハンドルにはディスクブレーキ用のリザーバーが左右にありますし、加工後に干渉して装着できないのでは困るので、なるべく裏面に出っ張らないようにする必要があります。
そこで一旦デイライトを分解して、なるべく薄くなるように不要な背面パーツを取り外しました。
分解後のデイライトはライト本体の固定と防水の意味を込めて、「ホットボンド」(もしくは「グルーガン」熱で溶ける樹脂を高熱にして絞り出すことが出来る工具)を使って基盤ごと埋めて左右のデイライトから出ている配線を中央で一本化しました。


そしてバッテリーをつなぎ、実車への装着前に点灯確認してみました。低電力消費なLEDとはいえ、LEDの数が多くて色もブルーなので予想以上に鮮烈な光を放っています。

これだけの明るい光がハンドル部分で点灯していれば、フロントカウル下部のヘッドライトと相まって夜間における対向車からの視認性は格段に上がると思われます。
またストロボライトをセットした時のプッシュスイッチをそのまま流用しているので消そうと思えばすぐにオフに出来ますが、もともとデイライトが昼間の視認性も高める目的で装着するライトですので昼夜問わずに点灯させようと思います。

厳密には「デイライトはヘッドライトよりも下に装着すること」という決まりがあるそうですが、自分はこの状態で一度も警官に注意されたことがありません。
たまたまこれが「アクセサリーランプ」と認識されたのか微妙なところですが、自分はクルマでいう「車幅灯」みたいな感覚なので注意されたらスイッチをオフにしようかと思っています。
ちなみにフロントバイザーを装着すると真正面からはデイライトが一部隠れてしまいますが、少し斜めになれば全体が光って見えます。


そして実際に車体に装着してみました。心配していたカウル内部でブレーキリザーバーが干渉することも無く、まるで純正装備のように上手くデイライトを埋め込むことに成功しました!



(ハンドルカウルにデイライト埋込装着! 終)