※ これは2006年7月12日当時に投稿した記事です。
梅雨時でも通勤に使っている我がキムコ スーパー9s。実は中古車として購入当時、パッドの厚みは充分あるのにリアブレーキが妙に効かない状態でした。
まぁ車体重量が100kg+ライダーの体重が加算されるので、リアブレーキ単体での制動力なんてたかがしれているのかもしれませんが、音鳴りも気になるし雨の日に路面が濡れた状態でコーナーに進入しようとブレーキを掛けると怖いくらいに停まりません。
雨の日はなるべく車体を立てた状態で慎重に曲がっても、減速が間に合わずに大回りしてしまうこともしばしば。あれは交差点を曲がるたびに恐怖です。
そこで今年の始め、リアブレーキの制動力を改善しようと社外品のブレーキパッドを探したところ、ヤフオクでヨーロッパ規格のチェコ製「デルタブレーキング」というメーカーのパッドを発見しました。
あいにくフロント用は欠品とのことで、とりあえずリアのみ落札。そして到着後早速装着してみました。この時、走行距離約3400km。

装着後にしばらく慣らしてから以前同様にブレーキングすると・・・良いッ!
トップスピードからでもすごく安心できる制動感!音鳴りもしないし、雨の日でもしっかりと減速してくれます。(ホントはこれが正常なのですが。汗)
・・・そして約6ヶ月経過・・・。
昨日、ウェイトローラーの新品を購入したのでプーリーを分解して再び組み込み、さて試運転にいこうかとバックしたところ・・・ん?なんでこんなに重い?
最初はプーリーかクラッチ周辺の分解時に何か異物が挟まったのか、組み立て部品を間違えたかと思ったのですが、一旦前進させると軽くなり、そして一回転ほどバックすると、再びリアタイヤがロックされます。
リアタイヤを一回転ほどバックさせるとリアブレーキが掛かる状態なので、リアのディスクローターを見ていると、バックさせたときにディスクが斜めになって噛みこんでリアブレーキがかかるようでした。
「なんでこんなにブレーキディスクに遊びがあるんだろ?」と不思議に思いつつ、ハンドルにあるブレーキフルードの残量を見ると、液面が見えません。
もしどこかでフルード漏れしてるならば、ブレーキがスカスカになるはずなのに、それなりに手応えはあります。
そしてマフラーを取り外してリアのブレーキキャリパーを取り外してみると・・・見事なくらいにブレーキパットがすり減っていました。(焦)

その厚さ、残り約1mm。いや~、ここまですり減っていたとは!クルマだったら残り残量が少なくなるとギーギーと異音がするらしいのですが、そんな兆候はなかったような・・・?

もしかして先日から続いていた「フュイーン」という音?でもあれがブレーキパッドに関係するなら、エンジンブレーキと連動しているのはおかしいですね。たぶん無関係。
かくして期間としては約6ヶ月。距離にして2000kmちょいで寿命となった「デルタブレーキング」製のディスクパッド。
確かに制動力はピカイチなんですが、ちょっと寿命が早すぎるような・・・
よくクルマでもドイツ車は制動力が良い代わりにパッドやローターが摩耗しやすいとは聞きますが、安全の為に制動力を優先させるか、メンテナンスサイクルを長くするために寿命を優先させるか難しいですね。
しかし2000kmでパッドが無くなると、ロングツーリングなんて出かけられないですね。ま、2000kmもロングツーリングする原付ってのは無いから良いのですが・・・。
まさかこんなに早くディスクが消耗するとは思ってなかったので、早速、保管していた残量たっぷりの純正パッドに交換しました。

また、装着ついでにブレーキパッドの角を削って、表面もヤスリがけしてから装着したところ制動力、音鳴りも以前よりか改善されたようです。
高制動力パッドでローターが研磨されたせいか、取り付け時の一手間が功を奏したのかわかりませんが、しばらくはこの純正パッドで乗り続けてみようと思います。
効きはともかく寿命は長そうなので・・・。(汗)
1. ご無沙汰です。
教習所通で、小型AT取って、ボアアップ72.0(なにわ)ccにして、
只今、慣らし運転中。辛いです。汗” (SUPER9S)
My SUPER9S 72cc 黄ナンバー! 2006.09.04 (携帯で撮影)
http://www47.tok2.com/home/keichan/20060904/img001.htm
My SUPER9S 72cc 黄ナンバー!△マーク
http://www47.tok2.com/home/keichan/20060905/img001.htm