※ これは2006年5月16日当時に投稿した記事です。
キムコ スーパー9専用リアキャリアの形が出来上がりました。車体に仮付けしてみた状態での配置はこのようになります。
真上からの配置の様子。

頑丈なリアキャリアを作ったことで、リアボックスを前回取付時よりも更に後方に装着できるようになった為、シートとリアキャリアとの隙間はかなり広くなっています。

3つある取付穴の中で、一番後方にある穴から1~2cm上にリアキャリアが水平になるように合わせたので、車体とキャリアとの隙間はこのようになります。

↓ 自分が愛用している100V家庭用溶接機はこれです
車体とリアキャリアとのバランスを確認出来たので、今度は上にセットするリアボックスを固定するために、以前にも紹介した「ハンドナッター」を使って中空のリアキャリアフレームにナットを仕込みます。

リアボックスの底部分にもホームセンターで購入してきた厚めのアルミ板で補強しておきました。

そして表面処理はどうしようかと考えた結果、FRPの表面処理に使われる「ゲルコート」に空気硬化剤を混ぜて「トップコート」としたものを刷毛で塗ります。(この時期、クルマ用のエアロを作っていたのでストックとして残っていた白を使いました。)
これはポリエステル樹脂の一種なので、硬化すると強固でぶ厚い皮膜となります。刷毛塗りの為、硬化するまでに垂れたり表面が微妙に凹凸ができてしまいますがリアボックスを装着すれば目立たない部分なので、見た目よりも耐候性を重視しました。

(続く)