※ これは2006年3月12日当時に投稿した記事です。
そんなお気に入りのホンダの
「Dio BAJA(ディオ バハ)」でしたが、さすがにメーターが2回りすることになると、エンジンの元気が無くなりアチコチにガタが来てしまいました。途中、駆動系をチューンして最高速を延ばしたりしてたのも寿命を早める原因になったのかもしれません。

デザイン的には今でも気に入っているのですが、今まで元気に走ってきたこのディオバハ君もそろそろ寿命なのかと考えるようになりました。
そんなこんなで次はどんな原付に乗ろうかと思っていたところ、当時勤めていた会社の駐車場に見慣れないスクーターが停まっているではないですか!その名は
「Aerox (エアロックス)」!
街中でも滅多に見かけないバイクだったので、早速ネットで車名を頼りに調べてみると海外のヤマハが作っているモデルで日本では正式には扱っていない逆輸入車だそうです。
エンジンには50ccのタイプもあるようですが、やっぱり値段が高くて手が出ません。原付に30万円近く払うなんて完全に予算オーバーです。そういえばPEUGEOTのスピードファイトとかも50cc界の高級車ですね。もう全然手が届きません。(涙)
第一、逆輸入車ということで故障時の対応やパーツの安定供給にも不安が残ります。
しかし台湾やヨーロッパ規格のスクーターは国産の原付スクーターとは違い、50ccとはいえ二人乗りを想定されているのでシャーシーも頑丈で車格も、「デカい」体の自分が乗ってもサマになりそうです。次の原付バイクは「
予算が許せば輸入車に乗りたい!」という気持ちが強くなりました。
そこでネットで色々調べてみると、ホンダなどが現地でバイクを生産していた影響で現地の工場の技術レベルが上がり、独自にバイクメーカーを立ち上げる企業もでてきたようです。
最近は台湾や中国での作られたスクーターの品質も改善されて日本車並という情報もあるので、自分も海外製のスクーターに興味が沸いてきました。
その中でも、以前はホンダの現地協力会社だったという
「KYMCO(キムコ)」という会社は日本でも代理販売店が多く、各地で試乗会をするくらい日本での販売に力を入れている事を知りました。
でもまだ自分の中では「アジア製品なんて・・・」とバカにしていた意識があり、あまり期待もせずにKYMCO社のHPから発売されているラインナップを見た時、そこには「アジア製バイク」のイメージを覆すようなイカしたヨーロピアンデザインの「キムコ スーパー9S」なるバイクが掲載されていたのです!
(続く)