※ これは2007年6月9日当時に投稿した記事です。実は先日のウォーターポンプ修理の際、どうせしばらくバイクを預けるのであれば・・・と最近特にタイヤのグリップが低下したのを実感していた、キムコ スーパー9s純正装着タイヤ「チェンシン」のタイヤ交換を販売店にお願いしていました。
自分が求めるタイヤの条件としては
1. キムコ スーパー9sの純正サイズ同様であること。
2. 通勤で雨天でも使うので雨天でのグリップ性能と寿命のバランスの良さ。
3. 価格・入手のしやすさから国内メーカーを希望。
・・・を条件に選んだ結果、ブリジストンの「HOOP」というタイヤに決めました。

キムコ スーパー9sの純正サイズはフロントが「120/70/12」、リアが「130/70/12」となっていますが、「HOOP」はそのサイズどおりのラインナップが設定されていたのと、カタログの説明、そしてクルマでも履いているので「ブリジストン」というメーカーへの信頼感で決めました。
純正で装着されている台湾メーカーの「チェンシンタイヤ」ですが、これはネットで色々評価されているとおり、「乗り心地は堅すぎるし、雨の日のグリップは最悪。寿命だけが売りのタイヤ」という印象でした。
また、路面との接触面積を少なくする為なのか、チェンシンタイヤは断面が三角形のように鋭角になっているので、コーナーリングで車体を傾けた時の挙動が「ガクッ!」と乱れてしまい、特に雨の日は恐くて車体を傾ける事ができません。
一般的に性能、コストパフォーマンス的にキムコ スーパー9sの評価は高いものの、このタイヤの装着が足かせとなって総合評価が低くなっている部分も少なからずあると思います。
しかしこのブリジストン「HOOP」、ウォーターポンプの修理と同時にタイヤも新品タイヤとなり、気分一新で走りだそうと店から道路へと段差を降りた瞬間にその違いを実感しました!
まずチェンシンタイヤの時は、このような段差を降りる時に「ガスッ!ゴツ!」というクッション性の無い衝撃を受けるのですが(そもそも寿命重視でゴムが非常に堅い!)、HOOPの場合、非常に軽やかに「トンッ!トンッ!」と、まるでキムコ スーパー9sの車体重量が軽くなったかのような印象を受けました。
新品タイヤなのでゴムが柔らかいということもありますが、その乗り心地のまろやかさ加減に、当初は「空気が低すぎるんじゃないの?」と疑ってタイヤゲージで調べたくらいです。(汗)
しかし空気圧は割と高めにきちんと入っている(当然ですが)のに、路面の衝撃はソフトに緩和してくれて、コーナリングでも腰砕けになることは無く、チェンシンのような急な挙動変化が無くスムーズに車体を傾けていけるので安心してコーナーに飛び込めます!
これは快適!
自分の使い方では長距離移動が多いキムコ スーパー9sですが、このブリジストンHOOPに替えたことで、長距離移動での疲労感も軽減されました。
キムコ スーパー9s純正のチェンシンタイヤからのタイヤ交換第一弾として、この「HOOP」はオススメです!

※ちなみに2007年6月当時のタイヤ価格はフロントタイヤが約8000円、リアタイヤが約8500円、工賃5000円で割り引きが4000円でした。店によって価格は多少変動しますのでご参考までに。
