※ これは2007年5月30日当時に投稿した記事です。(その2からの続き)
部品が届いてからの実車持ち込み修理ということで、とりあえず販売店にキムコスーパー9sを預けて代車のスクーターを借り、当初は夕方には修理完了との予定でしたが、実際に販売店で分解してみたら更に交換の必要な部品が判明したとのことで、結局数日預けることになりました。
預ける前に発注した部品は、日本国内にあるキムコパーツセンターのおかげで国内メーカー同様に翌日の朝には到着したのですが、新たに注文しなければならない部品の中の一つだけが多少日数が掛かってしまうということで、実際には部品が届いて修理が終わるまで2日ほど掛かりました。
以下、その時の詳細です。
・ベアリング x 1 1560円・ベアリング x 1 1060円・ベアリングナット x 1 800円・ワッシャ x 1 70円・メカニカルシール x 1 1270円・ワッシャ x 1 60円・インペラー x 1 490円・ガスケット x 1 170円・クーラント補充 1000円※ 工賃 6000円・・・どうでしょう?
今回のように部品の一部が削れてしまう程度のウォーターポンプの修理ということで、自分ではかなり高額な修理費となることを予想していたのですが、意外とあっけないほど安く修理が出来て安心しました。
キムコ スーパー9sは本体の価格もリーズナブルですが、修理に必要な部品も同様にリーズナブルなのかもしれません。
これだけの高性能な原付スクーターで装備も豪華な水冷式ラジエターを搭載した車体なので、部品を発注しても納品に時間がかかったり、本国からの輸送で送料が割高になるのではないかと、輸入バイクということで「修理」に関して漠然とした不安を持っていたのですが、今回の件でイメージが払拭されました。
部品の供給も国内メーカー同様に迅速だったし、キムコ スーパー9sを販売している店ならば当然かもしれませんが、輸入車だからといって工賃や部品が割高になる訳でもなかったので、これならば国内大手メーカーのスクーター修理と同じ感覚で大丈夫だと思いました。
とにかく修理後、自分のキムコ スーパー9sは当然ながら異音も無く、不安も無くなって快調そのもの!
これは個体差があるので断定は出来ませんが、自分のキムコ スーパー9sの場合、今回のトラブルは走行距離を見れば約10000kmでの発生だったので、「輸入車だから壊れやすい」というイメージを払拭するには充分な耐久性だと思いました。
(遂にウォーターポンプに故障発生! 終)