※ これは2006年5月12日当時に投稿した記事です。
さてキムコ スーパー9sにFRP製のフェンダーで雨天走行時の対策も完了し、通勤快速スクーターとしての装備が整ってきました。
しかしまだ問題は残っていました・・・そう、キムコ スーパー9sを購入当初のモディファイとして真っ先に着手していた、「純正状態では搭載が難しいリアボックスの装着」の件です。
純正タンデムバーを取り外して半ば強引に装着したリアボックスですが、ゴムブッシュで防振対策を施していたものの、やっぱり路面の振動を受けて走行中の揺れは激しいものでした。
自分は大柄な体格をしているので、原付にしては長めのシートのキムコ スーパー9sでも、乗車中の腰のポジションは後方に位置しており、リアボックスを装着したことで背中に常にこの振動を感じることになりました。
こんな状態で装着してからも、具体的な対策も浮かばないままこの状態を甘んじていましたが、ある日、なんとなく純正タンデムバーの下に有るカバーを外してみると、この純正タンデムバーを固定しているのが車体フレームであることを発見しました。
一見、カバー表面から見るだけでは車体側のボルト穴が小さくカバーよりも低い位置にボルト面があるし、純正タンデムバーを固定するボルトも細いので、てっきり土台の強度も期待できないと諦めていたのですが、考えてみたらタンデムバーで後部座席の人間が掴まるだけの強度が無ければいけない部分なので、見た目は華奢に見えてもフレームに溶接されていたんですね。
要するに、リアボックスを装着するにはカバーよりも上の位置で平らな取付面が必要なのに、キムコ スーパー9sは一見、カバーよりも取付面が奥まっているからリアボックスの装着が難しいと思っていたのでした。
そうなれば平らな面を作るために、接地面の稼げる大きめのワッシャーを噛ませて調整すれば、純正カバーよりも上の位置でリアボックスが置けるようになります。
それには現在空いている純正の穴をワッシャーの大きさまで拡大して、この取付ボルトの面に置けるようにしなければいけません。
(続く)
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