※ これは2006年4月21日当時に投稿した記事です。さて
「KOSO デジタルマルチメーター」の各種センサー類の装着が完了したので、コードをハンドル部分まで延長してきたら、今度はメーター本体を固定する為の加工をします。
まずメーターの裏面にある取付穴2個と配線コネクターを装着するための四角い穴をトレース(写し取り)します。
正確な位置をトレースするために、透明プラバンにマジックで穴の位置を書いてから切り抜きました。

そしてその型紙を純正メーターカバーに当てて丁度良い位置にマーキングを写して、今回は穴の径が大きいので直径12mmの
「ホールソー」で穴をあけます。

このように大きい穴をプラスチックにあける場合に「ホールソー」を使わない時は、一気に径の大きなドリルを使うのではなく、
最初は小さい径のドリルで中心に穴をあけてから低速で大きい径のドリルを使います。
また、現在はもっと簡単に大きな穴を空けることが出来るステップドリルという商品があるので、一本持っておくととても便利です。
四角い穴の場合は細いドリルで四角い線にそって無数にドリルで穴をつなげていき、最後にヤスリかニッパーなどでそのドリル穴をつなぐようにして切り取ってから、平ヤスリで整形すると綺麗に仕上がります。
そして実際にメーター本体を純正メーターカバーにセットし穴の位置が合っているか、四角い穴もずれていないかを確認します。

「KOSO デジタルマルチメーター」の外形が長方形なのに対し、純正メーターは楕円形なので
メーター下の隙間から透明なカバーが見えてしまいます。

隙間からカバーが見えても違和感が無いよう、
透明メーターカバーをつや消しブラックで塗装しておきます。

この際なので、ついでにハンドルカバーの手前側も同じつや消しブラックで塗装してみました。
塗装が乾燥したらハンドルカウルに純正メーターカバーを装着し、実際にメーター本体をセットしたところ、多少隙間があったので自動車用品のスポンジクッションを裏側に貼っておきました。

これで
キムコ スーパー9sに「KOSO デジタルマルチメーター」を無事セットできました。
■楽天市場で買えるバイク用デジタルメーターを探す■
(続く)