※ これは2006年4月17日当時に投稿した記事です。「キムコ スーパー9sの速度表示は本当に正確なのか?」この疑惑を確かめ、自分のマシンがどれくらいのポテンシャルを持っているのか知りたいと思いました。
そこでネットで
バイク用メーターを検索してみると、最近は国産バイク用品メーカー以外にも、バイク天国の
台湾などのアジア圏から輸入されているメーターを含めて、様々な商品が売られていることを知りました。
その中でもスーパー9Sを発売しているキムコと同じ台湾にあるバイク用品メーカーの
KOSOのデジタルマルチメーターが予算的にも機能的にも気に入りました。

デザインや信頼性、故障した時のサポートには不安が残るものの、さすがは台湾からの輸入バイク用品はどれもリーズナブルな価格設定が魅力的です。
四角いボディで流線型な
キムコ スーパー9sにはデザイン的に違和感がありますし、
ボタン部の色使いが子供っぽくてイマイチですが、
性能的には自分の希望にも合います。
この
KOSOデジタルマルチメーターは大型液晶画面で
スピード、燃料、タコメーター、トリップメーター、時計に加えて、
オプションセンサーを追加すればプラグ温度か水温まで知ることができる多機能ぶりです。

スピードの計測はフロントホイールに設置したマグネットによる計測でタイヤ外径を元に演算するので非常に正確です。
タコメーターはイグニッションコードに巻き付けた電線からパルスを拾って表示するため、アナログメーターのように緩慢な動きではなく瞬時にリアルタイムなエンジン回転数を表示します。
レースなどのシビアな世界では一瞬の目視でアナログのほうが良いとされますが、自分はクルマのメーター類もデジタル表示が多いせいか、
一瞬で数字が目に飛び込むデジタル表示のほうが好きです。
そもそも装着するのは原付スクーターですので、スピード的にもデジタル表示の数字を読み取るくらいの余裕はありますからネ。
走行距離は本体の基盤にメモリーされているので、メーターの時計用
電池が無くなったとしても今までの距離がリセットされません。
しかしあくまでメーター装着時から加算されていく積算計なので、クルマのようにガソリン給油時などに
一旦リセットできる距離計はないのは残念です。
燃料計のグラフも目盛が長く見やすい配置ですので、
純正の曖昧な燃料計での不安感も払拭されることに期待できます。
なによりオプションセンサー装着による水温チェックがこのメーターの機能の一つとして確認できるのはうれしいですね。
本来ならばこの
水温計だけでも後付メーターとしてキムコ スーパー9sに欲しかったくらいですので、この
KOSO製のデジタルマルチメーターを装着すれば知りたい情報がオールインワンで手に入りそうです。
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(続く)