※ これは2006年3月31日当時に投稿した記事です。
再び
キムコ スーパー9sを購入した頃のモディファイに戻ります。
キムコ スーパー9sには国産スクーター同様、今やスクーターの標準装備となった「
コンビニフック」がハンドルポストとセンタートンネルの間の高さに設置されています。
キムコ スーパー9sのコンビニフックは乗降時に引っかからないようにとの対策からか、コンビニフックを
使わないときには畳むことができます。これはなかなか
親切です。
しかし、この一見便利そうなキムコ スーパー9s標準装備のコンビニフック、残念なことに設置されている高さが低く、コンビニ袋をぶら下げるとセンタートンネルに
袋の底がついてしまいます。
おにぎりと缶ジュースを買ったときに入れてくれるくらいの一番小さいサイズの袋ならギリギリ底付きしないかもしれませんが、自分が買い物するときはだいたいホームセンターなので、ここで貰う
中型の買い物袋だと完全にセンタートンネルに袋の底が付いてしまいます。
そうなると結局、荷物はメットインの中か先日装着したリアボックスに入れることになります。
キムコ スーパー9sは大型の原付バイクなので「下駄代わり」に使うにはちょっと取り回しが面倒ですが、やっぱり買った小荷物をちょっと引っかけておけるような気軽なフックが使えれば便利です。
そこで自分が考えたのは、センタートンネルに袋が底付きしない程度の高さに新たに引っかける
フックを増設するということです。
自分が買い物したときに良く貰うサイズの中型の袋でも引っかからないような高さとなると、もうハンドルポストより上の位置になります。
そこで乗降時にも邪魔にならない位置としてメーターの手前の垂直部分に決め、フックとして色々考えたところ「
引き出しのつまみ」が最適だと考えました。
自分が良く行くホームセンターは品揃えが豊富で、引き出しのつまみとしても様々な種類がありましたが、その中でもバイクに装着してあまり違和感の無いものとして、黒い
陶器製のちょっと大きめなつまみを選びました。
このつまみは外径よりも根元部分への絞り込みが強いデザインで、これならば袋を引っかけて多少揺れても、袋の持ち手が抜けてしまう心配もなさそうです。

また、荷物を引っかけるだけに、そのままつまみをハンドルカウルに穴を空けて装着しただけでは振動で穴が広がってしまうかもしれないので、ネジとボルトを締め付ける時にゆるみ止めの役目をする「スプリングワッシャー」がわりにボルト径の穴を空けた
ゴム板を挟んでおきました。
このゴムの板はつまみの根元径よりも大きめな円形に切り出して、
取付穴への力を分散させる役目も有ります。
(続く)