※ これは2007年8月15日当時に投稿した記事です。
それはまさに「青天の霹靂(へきれき)」と言える出来事でした・・・。先日から普通自動二輪免許を取得すべく通い始めた自動車学校の教習に向かうため、路面が少々うねった田舎のアスファルト道をキムコ スーパー9sで走っていました。
教習の時間には余裕で間に合うので特に急ぐつもりも無く50km/hくらいで流していたところ、ちょっとした路面のギャップを通過した途端、急に下回りから
「パンッ!ギャギャギュギュギューーン!」と何かが軽く破裂したような音の後、急激に擦れるような音がしてから、キムコ スーパー9sはエンストしてしまいました。
ちょうど国道のバイパスを曲がって、田んぼの中を走る細い道に入ったところで異常が発生したので、急なエンストでも安全に路肩に寄せることが出来ました。(もしこれが全開走行で三車線ある一番右車線で発生したらと思うと・・・滝汗)
最初は「パンッ!」という軽い破裂音のようなもの聞いたので、タイヤが何かを踏んでパンクしたのかと思いましたが、チューブレスタイヤはパンクをしても一気に空気が抜けてしまうこともないし、バーストしたらもっと挙動が激しい事になります。
一旦降りてリアタイヤ、フロントタイヤを確認しても空気が抜けている訳でもなく、先日タイヤを新品にしたばかりなので、まったく異常がありません。
自分が入手してからすぐにマロッシの強化ベルトに交換してありますが、交換してからトラブル無く数千kmも使っていたので、急に寿命が来て切れてしまったのか???
あいにくベルトもプーリーを取り外す特殊工具も積んでいませんが、とりあえず自宅にまで戻れば純正のベルトが残っているので、すぐに修理可能です。
幸いなことに目的地の自動車学校までは残り300mくらいの場所だったので、なんとかキムコ スーパー9sを押して学校の駐輪場に置いて、遅刻することなく教習をうけることが出来ました。
教習が終わって駐輪場に行き、とりあえずエンジンは掛かるのですがプーリーベルトが切れているのか、いつもより妙にエンジン音が軽いような気がするので、念のため自宅までの7kmを手で押して運びました。(車体が重いのでメチャクチャ大変でした!)
久しぶりにこんな長距離をキムコ スーパー9sを押しながら歩いてきたので、自宅に戻ってからしばらく休んでいたかったのですが、明日の通勤に使うので早く直さなければいけません。(涙)
そこで押入から純正のプーリーベルトを探してからキムコ スーパー9sのプーリーケースのボルトを外していったところ・・・
(スーパー9sに致命的破損発生?! その2に続く)