※ これは2006年3月15日当時に投稿した記事です。
このキムコ スーパー9s、燃費に関しては現在、環境保護の観点からバイク界では絶滅危惧種となっているらしい「2ストロークエンジン」を採用しているのですが、普通に走っていれば16km/l、最高速状態で巡航することが多かったり冬場、暖気をする時間が長いと13km/lくらいです。
自分としては排気がクリーンだという4ストでも2ストでもどちらでも良かったのですが、バイク好きの人にはパワフルな2ストのほうが人気があるようですね。(自分は原付でしかバイクを知らない詳しくありませんが。)
あとこのキムコ スーパー9sの特徴としては、国産スクーターでは滅多に見かけないエンジン冷却方法が「水冷式」という方法を取っています。国産スクーターはファンが回って冷却する「空冷式」がメインなので、この方式は珍しいのですが、このSUPER9Sを作った本拠地、台湾では日本よりも高温多湿な気候なので、より冷却効率の高い「水冷式」が採用されているようです。
このキムコ スーパー9sのフロントグリルの奥にはちゃんとラジエターもありますし、フロントカウルを取り外すとラジエター液のタンクもあります。最初はこのラジエター方式が気になりましたが、別に特別なメンテナンスも必要無いですし夏場、ラジエターが発生する熱が気になるということも無いので、今では全然気にならなくなりました。
逆に真夏の炎天下でもエンジンを積極的に冷却してくれるこの方式のおかげで、全開走行で巡航してもディオの頃のように熱ダレでのパワーダウンすることが無くなった気がします。
ガソリンタンクは満タンで6リッターくらい入るのですが、タンク形状が複雑なのか店員任せのガソリンスタンドで給油してもらうと、たいがい少し吹き出されてしまいます。
最初はあまり気にしなかったのですが、何処のガソリンスタンドでもかなりの確立で同じように勢いよく給油して、最後に吹き出させてしまうのにウンザリしてきたので、最近地元でも増えてきたセルフ給油のガソリンスタンドで給油することにしました。
実際に自分でやってみるとキムコ スーパー9sの給油はコツがいります。
まずガソリンを給油していても液面が見づらくて給油ノズルを突っ込んでもストッパーが効くのは7分目くらいの量なので、そこからは少しずつ様子を見ながら給油していきます。
ディオBAJAに乗っていた頃はセルフ給油のガソリンスタンドが少なかったせいもあって、キムコ スーパー9sと比べるとどの程度給油しやすかったのか判りませんが、他のスーパーオーナーも同じようにガソリンを噴き出させてしまったというネットの書き込みを見たことがあるので、やっぱり給油に神経を使うバイクなんだと思います。
最初はセルフ給油も面倒でしたが、慣れれば吹き出させることもなくタンク形状と現在の給油量が判ってくるので、今ではスピーディに上手く給油できるようになりましたが・・・。
(続く)
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